セグメンテーション

Segmentation

製品・サービスの強みが顧客のベネフィットにつながるセグメントを定義します。

市場は異なるニーズ・ウォンツを持つ人々で構成されています。1つの製品が全てのニーズを満たすことは困難なため、自社製品の強みが顧客の価値につながるセグメントを定義してアプローチしていくことが重要になります。

製品を作り、大量の広告を打つことで購入を促すことができたマスマーケティングの時代においては、顧客とのタッチポイントが限定的だったため、地理的変数やデモグラフィック変数でのターゲティングが有効でした。しかし、市場が成熟し、人々が豊富な選択肢を持つ現代においては、顧客のニーズや欲求にアプローチするOnetoOneマーケティングが重要視されています。OnetoOneマーケティングでは、よりクリエイティブなアプローチが可能になるサイコグラフィックス変数や行動変数を用いたセグメンテーションが有効です。

弊社で用いるセグメンテーション変数

サイコグラフィック変数(心理的変数)

ライフスタイル、パーソナリティ(個性、性格)で分割します。
例)都会的、自然派、健康志向型、保守的、社交的、派手好きなど
デモグラフィックが同一でも、サイコグラフィックスでは異なる特性を示す場合があります。例えば、金融商品を選ぶ時、安定性を重視する人もいれば、積極的にリスクをとる人もいます。

行動変数

製品の知識・使用場面、求めるベネフィットなどで分割します。
例)デザイン重視、ヘビーユーザー、非日常用など
同一製品でも、顧客により利用シーンや求めるベネフィットは異なる場合があります。例えば、日本酒を贈答品として購入する人もいれば、自宅用に購入する人もいます。

人口動態変数(デモグラフィック変数)

年齢、性別、所得、職業などで分割します。
例)20歳〜30歳の女性、会社員、世帯所得300万円〜500万円など

地理的変数

国、都道府県、市町村などで分割します。
例)大都市圏、東京都在住、積雪の有無、沿線など

弊社で効果的と判断するセグメンテーションの条件

測定可能性
セグメントの規模、購買力、特性が測定できるか
到達可能性
対象とする顧客層にアプローチして製品を提供する方法があるか
差別化可能性
セグメントとして区別することに意味があるか
実行可能性
複数セグメントを対象とする場合、経営資源が十分か

ウェブ戦略立案

1-5. 情報アーキテクチャ

顧客が効率的かつ効果的にコンテンツを利用できるように情報を設計します。