プライベートな内容を会社のブログに書くのは少し恥ずかしいのですが、今日は息子のお話です。
突然ですが、皆さんは早生まれですか?
私は3月生まれです。
早生まれの方は、低学年の頃は同級生より小さかったり、ついていけないことがあったりという経験をされた方が多いのではないでしょうか。
そして、息子も1月生まれ^^;
先日息子が学校を「森」、高学年になった自分を「隠樹」にたとえて今の心境を話してくれました。
その話が思慮深く印象に残ったのでここに記しておこうと思います。
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「樹木には、陽樹と隠樹があるんだ。
陽樹は日当たりが良い方が育つ木で、白樺とか松とか。
隠樹は日当たりが悪くても育つ木で、檜とか樫とか。
幼木の頃はみんな小さいから、日光は均等に当たるでしょ。
だから、陽樹はのびのびと成長する。
でも、陽樹が成長すると陰ができる。
そうすると、今度は隠樹が成長してくるんだ。
隠樹は日光が嫌いなわけではないから、ある程度の高さになると日光を浴びて大きく成長するようになる。
たとえ日当たりが悪くなっても、隠樹は元気なんだよ。」
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以前は同級生よりもできないことが多かったけど、高学年になって少しずつ認められることが増えてきたということを伝えたかったようです。
そして、うまくいかないこともあるけど、僕は頑張れる!ってことを言いたかったのでしょうね^^
「隠樹」について調べてみると、陽樹よりも土壌や湿度をより多く求めるとのこと。
育つ環境をつくるのは私の仕事!
根っこで栄養を与え続ける存在であるとともに、素敵な大人と出会える環境を作ってあげたいと思っています。
さて、先月から実家のリノベを進めています。
壁で隠れていた松の柱が、35年ぶりに顔を見せてくれました。
驚くことに木は今も強くなり続けているのだとか!
見えないところで静かに支えていてくれる樹木は、子育ての姿勢を教えてくれます。
松の木を眺めていたら、ふと、祖母が教えてくれた大好きな言葉を思い出しました。
「降り積もる深雪に耐えて色変えぬ、松ぞ雄々しき人もかくあれ」
・・・松は、陽樹なんですけどね!笑