今日は一日、PCに向かってウェブサイトの改善作業。
すごく地味ですが、大切な仕事です。
弊社では、年間契約でオウンドメディアの運用を任せていただいているので、キャンペーンを開いたり、新しいコンテンツをご提案したりといったわかりやすい施策も行うのですが、同じくらい重視しているのは、お客様には見えない地味な作業です。
なぜなら、やるのとやらないのとでは1年後のCVに大きく影響するからです。
こういう改善を私は「コツコツの魔法」と呼んでいて、コツコツ続けることで魔法のような効果をもたらしてくれると感じています。
一部、具体例をご紹介すると、
- SEOのカニバリゼーションの改善
- サイト内の動線改善
- 表示速度の改善
などです。
1.SEOのカニバリゼーションの改善
コンテンツが増えていくと、サイト内に同じようなテーマの記事ができることがあります。
例えば「古酒の楽しみ方」というページと「古酒っていつから?」というページのようにどちらも「古酒」を取り上げている場合などです。
似たようなキーワードが使われているので、検索エンジンはどちらを上位に表示させるか迷ってしまい、順位の上昇が停滞してページ同士がカニバリゼーション(共食い)した状態になります。
こんな時は、ページを統合したり、キーワードを変えたりして解消してあげる必要があります。
2.サイト内の動線改善
ページは必ず役割を持っています。
- 集客するためのページ
- 接客するためのページ
- 成約させるためのページ
などです。
例えば、SEOを狙うページは「集客」の役割を持ちますが、そこからサービス概要などの「接客」の役割を持つページに誘導できていなければ集客した意味がありません。
同様に、サービス概要から料金・お申し込みなどの「成約」の役割を持つページに誘導できていなければ、購入に至るまでの情報が提供できていない可能性があります。
アクセス解析ツールでユーザーの動線を確認しながら、リンクを改善してみたり、クライアントと後日検討することとしてメモに残したりします。
3.ページの表示速度
ウェブサイトの表示速度も大切です。
サイトの表示が1秒速くなるとブランドイメージが2倍UPするという調査結果があるくらい、表示速度がユーザーに与える印象は大きいのです。
表示速度は、エフェクトの読み込み、画像サイズ、フォントの選び方など細かい要素で左右されます。
弊社では、これらを使用する際の基準を設けていますが、運用する中で大きな画像を使用してしまっている場合などもあるので、定期的に確認しています。
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ウェブサイトは、コツコツ育ててあげると、24時間働き続ける優秀な営業担当になります。
せっかくコストをかけてつくったウェブサイトです。放置するのは勿体無いので、大切に育ててあげてください^^